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『暗いところで待ち合わせ』乙一

ミチルは交通事故で視力を失って以来、暗闇の中で生きている。
一緒に暮らす家族はいない。一人だ。
あとは死を待つだけだ、というような淡々とした日々を送っている。

そんなある日、ミチルは気付く。
一人で生活している家。他に人がいるはずもない。
しかし、暗闇の向こうに誰かが潜んでいる――。

ミチルと男の不思議な生活が始まっていた。



読後、乙一という作家に非常に興味が沸いてきた。
この人は一体いくつの面を持っているのだろう。
GOTHで、あんた詐欺師かと言いたくなるほど僕を騙し倒した乙一さん。
それが一転、人の心をやわらかくするドラマ要素の強い小説も書いている。

自分でもどこなのか分からない心に空いた穴、その穴を埋めていくように、
細かく描かれた文章が積み重なっていく。
下手をすると、コメディにもサスペンスにも傾いてしまう危うい設定。
最後まで良いあんばいでバランスを保った乙一さんの筆力には敬服する。

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読んでいただきありがとうございました
作家別・ア行(乙一) | comments(0) | trackbacks(0)
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